index >> making of reaction 01

リアクションのできるまで(その1)

 PCリストに追記した「抽出ワード」の続き。(その2)があるかどうかは未定。
 関連しそうなアクションを束ねてから、それぞれの絡みのシーンの概要を作ります。いわゆる下書きです。
 それらのシーンを並べて、リアクションのプロットにします。
 ここではネタバレ防止のために少しわかりにくく書いていますが、実際はキャラ名やもっと具体的な行動内容(使う能力とか)も書き入れます。これでもわかる人にはわかるかも知れませんね。
 書き進めている内に違うシーンを付け足したり、逆に調整でシーンを削除したりしますので、完成するリアクションとは異なることがあります。テストプレイということで試験的に途中過程を公開している次第ですのでご了承下さい。

上流を目指す。帰るために、謝るために。
同行者が何人か。

     ◆     ◆     ◆

「さっきからずっと、つけてたんだろう?」
「…………!?」
「あんた、そのままじゃ死ぬよ」

     ◆     ◆     ◆

外界の話。
ある可能性についての指摘。
「そんなぁ」

     ◆     ◆     ◆

数年前から定住生活。
一通りのものはそろっている。
「ここも悪い場所ではないわ」
束の間の不自然に穏やかな日々。その違和感は、あるものを置き去りにした。

     ◆     ◆     ◆

「いや、逆にこう考えるんだ」
「あると思います」
すんなり受け入れられることについて。
「いってらっしゃい」

     ◆     ◆     ◆

「そこに……はあるの?」
「あるよ、とても広いんだ」

     ◆     ◆     ◆

襲撃と鮮血。
かろうじて撃退。しかし。

     ◆     ◆     ◆

もし君が何かを得ることができ、
もし君が何かを失うならば。
 このやり方のいいところは、「登場させるPCに漏れがないか確認できる」と「好きなところから手をつけられる」と「あとどれだけ残っているかが見える」です。
 執筆期間の中盤あたりで終わりのない作業に気が滅入ることもありますが、こうして骨組みを作っておき、書きやすいシーンから片付けていくことで、描写の難しいシーンに時間をかけることができます。
 あと、アイテムや称号について、早い内に申告しなければならないことがありますが、こうしたプロットを作っておくと、忘れずに出すことができます。
 そうは言っても、書いている途中に思いつくことも多々あるわけですが。

index >> making of reaction 01